決算審査特別委員会
皆さんこんにちは!桜沢ひろとです。
やっと暑さもやわらぎ、過ごしやすい季節となりました。
9月20〜22日にかけて決算審査特別委員会があり、令和4年度一般会計・特別会計の決算審査を行いました。
以前にもお話しましたが、決算はPDCAサイクルの「C(チェック)」にあたります。
令和4年度の予算の執行が適切だったのかを確認し、反省点があれば今後に活かしてもらう機会となります。
予算を執行しどのような「成果」があったのか、その「成果」は市や市民が満足するものだったか、そうでなければ何が原因と分析するか、といったことなどを意識し、以下の点について質疑を通じて審査しました。
・(歳入)固定資産税:償却資産分について
・(歳入)都補助金:東京都市町村総合交付金について
・(歳出)職員の超過勤務時間・年次有給休暇について
・(歳出)養育支援訪問事業について
・(歳出)特色ある学校づくり推進事業について
・(歳出)教職員のストレスチェックについて
・(歳出)実質単年度収支について
・(国保会計)徴税率について
・(国保会計)医療費の適正化に向けた取組みについて
・(介護会計)介護予防事業対象者把握事業について
・(介護会計)フレイル予防体操の推進について
質疑を準備するにあたって過去の会議録を調べていたのですが、「実質単年度収支」という言葉は一件しかヒットしませんでした(2019年9月定例会)。
私は重要な指標の一つだと思いますので、今回取り上げさせていただきました。
なお、「実質単年度収支」は自治体の財政を測る指標の一つで、簡単に申し上げると、ある年度に自治体の貯金を取り崩さないで運営できれば黒字、取り崩さないと運営できなければ赤字、となります。
その他、上記のとおりさまざまな事業等について審査しました。
詳細は会議録に公開されるのですが、2カ月程度時間を要しますことをご了承ください。
各議員がそれぞれの視点で質疑を通じて審査を行った後、決算審査特別委員会の採決では各会計決算を認めることについて賛成多数となりました。
なお、委員会とは別に、本会議でも再度決算を認めるか否かの議決があります。
議会は9月末まで続きますので、気を緩めず万全を期して臨みたいと思います。