羽村市の人口減少について

皆さんこんにちは!桜沢ひろとです。

Twitterでも少し述べさせていただいていますが、地方統一選挙を控え、読売新聞による羽村市長へのアンケート結果が公表されています。
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このなかのQ2「貴自治体の人口減少は、どの程度深刻だと思いますか。」について、市長は「多少は深刻だ」と回答しています。
市長の真意については定かではありませんが、私は羽村市の人口減少は「大いに深刻だ」と考えていますので、以下私見を記します。

まず、第六次羽村市長期総合計画の7ページに、次のような人口推計が掲載されています。

この推計から、2045年の羽村市の人口について、次のことがわかります。
・総人口は2020年と比べ約22%減
・年少・生産年齢人口は2020年と比べ約35%減(0〜64歳の人口)
・高齢化率は約40%(65歳以上人口の割合)
要するに羽村市は「人口減少・少子高齢社会」へ突き進みます。
私が初めてこの表を見たのはずいぶん前ですが、かなりの衝撃を受けました。

なお、国立社会保障・人口問題研究所の推計結果によると、2045年の全国の高齢化率は約37%(出生中位死亡中位推計)ですので、2045年に羽村市は全国よりも高齢化が進んだ状態となる可能性があります。

一般的に、高齢者になると所得が減少し消費が減退するため、「人口減少・少子高齢社会」は経済に「消費者の減少+消費額の減少」をもたらします。
羽村市内の小売店や飲食店などは非常に影響を受けやすいでしょう。
それ以外にも、税収減、社会保障費の増加、地域の活動・文化の担い手不足、労働者不足など、さまざまな問題が降りかかります。
それらに対して、市は一つずつ対策を打てるのでしょうか。
ですので、効果的な少子化対策等により「人口減少・少子高齢社会」を脱することが最優先ではないかと私は考えています。

長くなりましたが、羽村市においても人口減少は「大いに深刻」な問題であり、「多少は深刻」では済まない話だと思いました。

賛否両論あると思いますが、何か思うことがあればご意見ください!

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