12月定例会での一般質問について

皆さんこんにちは!桜沢ひろとです。
本日、12月定例会の一般質問を提出してきました。
質問の順番は1番目となりましたので、12月5日本会議初日の午前中に質問することになろうと思います。
予定する質問は次のとおりです。
①産業振興について
②男性のHPVワクチンの接種について

①について
戦後製造業などの工業を中心に発展してきた羽村市ですが、近年は事業所数や従業員数の減少が続き、歯止めがかけられていない状況です。
国の税制なども影響していますが、法人市民税も過去に比べると減少しています。
将来にわたって羽村市の活力を維持していくためには、産業の活性化は欠かせないものです。
また、産業が盛り上がることは若者の雇用や所得の安定に繋がり、婚姻や子供の出生にも影響してきます。
(若者の雇用や所得の安定化は少子化対策の重要な要素の一つとして挙げられます。)
そのような背景のもと、羽村市が現在取り組んでいる産業振興施策について議論しながら、新たな提案もしていきたいと思います。

②女性のHPVワクチンの接種については、令和4年度から国が積極的な勧奨を再開しました。
HPVワクチンというと、「女性の子宮頸がんを予防するもの」という印象を持つ方が多くいらっしゃると思います。
しかし、HPV(ヒトパピローマウイルス)は男性にも感染するものであり、男性の癌や男性から女性への感染を引き起こすこともあります。
そのため、海外では男性のHPVワクチンの接種が広まっています。
一方日本国内では、男性のHPVワクチンの接種は任意であるため自己負担が発生します(女性は公費負担のため無料で受けられます)。
そのような中、一部の自治体では男性のHPVワクチン接種の無償化を開始しています(中野区など)。
また、東京都でも男性のHPVワクチン接種を支援する動きがみられています。
このように国内でも男性のHPVワクチン接種に向けた動きがあるなかで、羽村市はどうしていくのか問いたいと思います。
なお、私の立場としては、男性のHPVワクチン接種は男性だけでなく女性を守ることにも繋がるため、接種が広がるべきと考えています。
しかし、統計上副反応がゼロとは言えません。
性別に限らず、接種対象者・保護者からすればわずかなリスクも接種をしない理由となりますし、それは十分に尊重すべき判断です。
市がやるべきことは、接種対象者と保護者の意思で接種する・しないを適切に判断できるよう、しっかりと情報提供をしていくことだと考えています。

質問は提出しましたが、市の答弁を想定しながら再質問を考える作業があり、しばらくはパソコンと睨めっこが続きそうです。

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